審美歯科治療と歯列矯正の違いと共通点について
Contents
審美歯科治療と歯列矯正の違いと共通点について
審美歯科というのは、歯の美しさに着目した治療を行う歯科です。
歯列矯正は歯並びを良くするために行われますが、どちらも歯をきれいに見せるという意味では同じですが、この2つにどのような違いがあるのでしょうか?
今回は審美歯科と歯列矯正の違いと共通点について紹介したいと思います。
歯列矯正も審美歯科の治療のポイント
歯の美しさに着目した治療を行う歯科医療の分野として、最近人気を集めているのが審美歯科です。
審美歯科で行われる治療はいろいろとありますが、その中の1つに歯列矯正もあります。
口元や見た目をきれいに見せるためには歯並びはとても大切なポイントです。
審美歯科は歯並び、歯の白さなど見た目に重点を置いて治療を行います。
歯列矯正は歯に小さな力を少しずつかけ続けて歯の位置をずらしていき、歯並びを整える治療方法です。
最初に歯列矯正も審美歯科の一環と説明しました。
歯並びが良くなれば見た目もきれいになります。歯を美しくするという意味では目指しているところは審美歯科の目的に繋がっているので、審美歯科の中に歯列矯正を行っているところも実際あります。
審美歯科と歯列矯正の違いと同じ点
審美歯科と歯列矯正には通ずるものがあるといいましたが、この両者の違いと共通点についてみていきましょう。
治療目的
先ほどから触れているように、審美歯科は歯の美しさを追及して治療を行うところです。
歯を白くしたい人、歯の表面をきれいにしたい人、歯肉の色をきれいにしたい人など、基本的には口元や口の中をきれいにしたい人に適しています。
一方歯列矯正というのは、歯並びを良くする ための治療を行ってくれるところです。
歯列矯正を行う場合、健康な歯であっても歯列矯正治療に必要なことがあれば歯を抜くこともあります。
歯並びが良くないと噛み合わせが悪くなり、健康に害が出ることもありますし、あごに痛みが出ることもあります。
そのため、見た目の良さだけでなく、噛み合わせ、あごの痛みを予防した人に適している治療方法です。
費用面
費用面についてみていきましょう。
審美歯科で歯列矯正をしてくれる場合も、矯正歯科で治療を受ける場合の費用もほとんど変わりはありません。
病院によっても異なりますが、大人の歯列矯正治療の場合、約80~100万円の費用が相場となります。
審美を目的として歯並びを良くしたい場合でも、これぐらいの高額費用はかかります。
どちらの場合も保険適用外となりますので、そのあたりは同じであると言えるでしょう。
ただ、矯正治療の際に以下のような症状が出ているときは、病気治療とみなされて保険適用になります。
- 手術が必要な顎変形症
- 口蓋裂や口唇裂といった先天性の異常
審美歯科するなら病院選びも大切
歯並びを整える、噛み合わせを良くするというような治療は審美歯科でも、通常の歯科医でも行われます。
同じ治療であっても、審美歯科は比較的短期間、歯科医で行う矯正歯科ではかなり長い時間をかけて行うことが多いです。
口元をキレイに見せるための歯列矯正ということで考えた場合、どちらに行けば良いのか迷ってしまうと思いますが、ただ単に歯並びを良くしたいのか、歯並びを良くする以外に歯を白くしたいなどその他にも見た目をきれいにしたい部分があるのかということによっても違ってきます。
治療目的や費用のことを考えた上でどちらの歯科医を利用するのか決めるようにしましょう。
まとめ
今回は、審美歯科と歯列矯正の違いについて紹介してきましたが分かっていただけましたでしょうか?
歯並びというのも見た目に大きく関わってきますよね。
歯の美しさを求めるのであれば審美歯科に行くのがおすすめです。
いずれの場合でも、きれいに並んだ歯並び、真っ白な歯を手に入れることが出来ればあなた自信の人生もきっと変わると思いますよ。

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう